本日は、オーストラリアや留学・ワーホリ情報ではなく日本での女性の活躍率について、世界と比較しながら情報を共有したいと思います。
目次
日本での女性の活躍に関して
LifeStylesのお客様はほとんどが女性ですが、本当に丁寧で礼儀正しく、しっかり考えをもっておられる方が多いです。みなさん、自分なりの意思や考え方を持っており、留学やワーキングホリデーに関しても、行動に移すアクティブさがあります。
男尊女卑で損する会社
そういえば、私が会社員をしていた頃も、1ヶ月の営業研修の成績TOP7は、全員女性でした。その後、残念なことに入社前後のギャップが大きく、女性が活躍しにくい環境もあり、優秀な女性たちを筆頭に新卒入社の営業職半分以上(営業全体で約35人)が1年未満〜2年以内で転職いたしました。しかし、ほぼ全員、給与も待遇も環境も良い会社に転職できておりました。
もちろんタイミングが良かった点や、一応インターネット業界というのもあり、上手くいったのはあるかもしれませんが、それでも意思を持ってアクティブに行動し、向上する意識をもし続けている人は、良い結果を生み出します。私自身、そういった女性をたくさん見てきました。なのに、まだまだ女性は出世しにくかったり、女性だから評価されにくいような、男尊女卑の社会は残っているように感じます。企業にいたときにも何度も感じました。
数値で見る日本の豊かさと男女格差
しかし、世の中には優れた女性が本当に沢山います。世界の人口の約半分は女性です。そして、日本の人口は人口推移予測を見ると、ある時点で女性が男性の数を上回ります。それなのに、社会を男性が牛耳り、男尊女卑が残るのはおかしいです。下記の数字をみてください。
HDI(生活や教育水準などから算出する指数)
【182各国中 10位】の日本。
GEM(女性が政治や経済活動に参加し、意思決定に参加できるか測るもの)
【109カ国中 57位】
GGI(各国の男女間の格差を数値化したもの)
【134カ国中 101位】
世界的な生活水準は高い日本が、男女格差を数値化してみると、下から数えた方が早いぐらい落ち込みます。なんか恐ろしいですね・・・・
数字で見る日本の女性の社会進出率
それでは、日本の女性の活躍率を詳しく見ると、どうなってるのか見てみましょう。
女性の国会議員率
【日本:12%】
・世界の平均:19%
・アメリカ:17%
・韓国:14%
・ニュージーランド:32%
・オーストリア:27%
女性の管理職率
【日本:9%】
・世界の平均:28%
・アメリカ:43%
・韓国:9%
・ニュージーランド:40%
・オーストリア:27%
女性の国内年収平均格差
会社員全体:408万円(2012年データ)
男女別に計算すると・・・・・・
男性:502万円 女性:268万円
この格差、過去32年間、ほとんど縮まっていません。
このままでいいんでしょうか。
人口の半分を担う女性の活躍が進まず、男女格差が縮まらない世の中に私はとても不安を感じます。
とても優秀な女性を今まで見てきましたが、それでも男性と同じように評価されず、女性なんだからといった目で見られる。
この社会を変えることはすごく難しい課題だとは思うけれど、アメリカの女性管理職率43%やニュージーランドの国会議員率32%のように(ちなみに、ルワンダは64%が女性の国会議員で世界で最も高い数字です。)他国で出来ることは自国でも出来るんだと信じたいです。もちろん、そのためには行動に移し活躍する女性もたくさん必要です。
私は、一人でも多くの女性が自由なライフスタイルを創造できるキッカケをつくりたくて、LifeStyles(ライフスタイルズ)を設立しました。
私ができるそのキッカケ作りのひとつが、まずは海外に出るサポートをすることでした。視野を広げ、固定概念を払拭し、もっともっとアクティブに活動できる人を少しでも増やしたい!
キャリアを中断して海外にワーホリなどで行っても、インターナショナルな思考とコミュニケーション力、英語力を身につけて帰った来た人は評価されキャリアアップに繋がるべきだし、この思考がもっと定着する社会になればなと。
私は、海外で頑張ってきた女性のキャリアアップのサポートまで、できるようにしています。
こうやって、少しづつでも女性の活動が活発化し格差が縮まることに、微力ながら寄与したいなあと思っています。
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