カナダのマーケティング会社でインターンシップをした私がやったこと

みなさん、こんにちは!Kaoriです。

今日は、私がカナダにいた時にしていたマーケティング会社でのインターンシップのお話をしたいと思います。
海外でインターンシップと聞くだけで、なんだか凄そうなイメージが湧くかもしれませんが、案外そんなことないです。w ただ、インターンシップと言ってもいろんな種類がありますし、目的は経験を積んで勉強させてもらうことでもありますので、インターンをしているという言葉や環境に甘えてただ適当に過ごしてたら意味ないですよね。私の場合は、とにかくガムシャラに色々挑戦してきたので、インターンシップを考えている方の参考になればいいなと思います。

海外でのインターンシップについて

海外インターンシップと日本のインターンシップの違い

海外のインターンシップと日本のインターンシップって、何が違うと思いますか? 基本的に学生が企業で就業経験をさせてもらうのがインターンシップですが、海外の方がより本格的で、実践的で、採用に直結します。日本でのインターンシップでもたまに見かけますが、日本で多いのは1~3日間とかで行う企業説明会や座談会の延長のようなインターンシップですよね?インターンシップ生用にプログラムが組まれて、短期間でグループワークしながら企業や職業について知ってもらうようなものが多い様に感じます。 でも、海外では全く違います。海外でのインターンシップでは実際の現場に入って実際の仕事に携わります。嘘偽りない本物の職場環境や雰囲気、実際に入社したら一緒に働く上司や同僚と入社前から一緒に働きます。お互いに仕事スキルや職場環境を確かめ合って、お互いに「いいね!」となったらそのまま内定もらって入社します。

長丁場の会社説明会的インターンと、入社もしくは同業界での入社の可否を確かめ合うインターンと、そこまでの差が日本と海外のインターンシップにはあります。

 

有給インターンと無給インターンの存在

その名の通り、有給インターンシップと無給インターンシップの違いは、給料が出るか出ないかです。

本人の英語力や経験によって、有給でインターンできるかは決まってきますが、英語が完璧でない留学生が有給でインターンシップできる可能性は結構低めです。そんな中でも、留学生が参加できる有給インターンシップというものがありますが、これには色んな裏がありまして、あまりオススメ出来ません。無給インターンシップはお給料は出ませんが、自分の希望するキャリアの業界で実際に就業経験ができるケースが多いので、インターンシップするならインターンシップの質を重視して、無給インターンシップを視野に入れられることをオススメいたします!

有給インターンシップと無給インターンシップのメリット・デメリットに関しては、別記事の「有給?無給?海外でのインターンシップの真実」をご参照いただければと思います。

 

私のカナダのインターンシップ経験について

それでは、実際に私が学生時代にカナダで行ったインターンシップに関してご紹介いたします!
インターンシップを獲得するまで〜インターンシップ中の生活や実際の職場環境などについて書いていきます。

テレアポ150件で決まったマーケティング会社でのインターンシップ

私の場合はカナダの Gastown business collegeという学校の6ヶ月コースに入学し、3ヶ月間は学校で勉強し、残り後半3ヶ月間は企業でインターンシップをしておりました。

最初の学校で過ごす3ヶ月間で、ビジネスマナーを学び(海外では名刺ひとつ渡し方が違います!)やディベートやプレゼンテーションで英語力や発言力などを鍛えます。その期間に自分の将来希望するキャリアからインターンシップをする業界を選び、バンクーバー市内にある企業のリストアップ作業を行います。

そして出来上がった150社以上のリストに「インターンシップをさせて欲しい」と片っ端しから電話しました!(それがカリキュラムに含まれているスパルタ学校でした。w)

負けず嫌いの私は、クラスメイトの誰よりも電話したと思います!w 電話を掛けまくっていると、「まずはメールで履歴書を送ってくれ」と言われることが増えてきます。一歩前進!と喜んでいたのもつかの間、返信が来る企業の方が少なく、返信は基本的にお断りが多いです。そらそうですよね・・・。笑 

それでもめげずに掛け続けて、最終的に150社中2社で面接をゲットしました!! 面接が決まる時は、電話口でそのまま呼んでくれることが多いですね!クラスメイト見ててもそうでした!

大失敗した初めてのインターンシップ面接

最初は、バンクーバーのイエールタウンというオシャレな街にあるマーケティング会社での面接でした。結構年齢の高い女社長で、対応してくれたのは女性部長?かなにか重要なポジションの方でした。ただ、社長の英語が途中聞き取れず、答えられなかったこともあり、コミュニケーションがきちんと取れるかでマイナスのイメージを与えてしまったのか、最初の面接は不採用に終わりました・・・。

クラスで一番に面接ゲットし注目された中での不採用だったので、すごく恥かしい気持ちと、悔しい気持ち、もう一回面接してほしいという気持ちを押し殺し、再度電話を掛け続け、2回目の面接でインターンシップをゲットしました!

 

開始2週目にして上司に就業条件の変更交渉!

私がインターンシップをしていた会社は、バンクーバーのメイン駅すぐのマーケティング会社でした。働いている人も全員英語はもちろん完璧ですが、移民の方が多く国際色豊かな職場環境でした。年齢層も高めでしたが、みんな明るくて優しく、英語がまだまだな私にも日本関連の話を振って話しかけてくれたり、すごく温かい環境でした。

ただ、私の仕事は顧客管理システムに足りない情報を探して埋め込んだり、上司からもらう顧客リストの整理だったりと、かなりの単純作業でルーティンワーク。新しい仕事をもらうときや途中まで一旦やって合っているか確かめる時に、「このやり方でいいですか?」と聞くぐらいしか英語を話しません。職業体験だけではなく、英語を勉強しにもきている私は、かなり焦りと不安を抱え、開始2週目にして就業条件の変更交渉をしました。

内容は、9:00~17:00までの仕事時間を、9:00~14:00までに短くしてもらうこと。無給なんだし良いだろうと、理由とともに交渉すると上司も理解を示し、快く承諾してくれました!

空いた時間にしていたことは、カナダ人に英語で日本語を教えるボランティアや、マンツーマンで英会話レッスンをうけるなどで、常に英語を話せる環境を作っていました。

上司からのリファレンスと社長たちとのお疲れ様ディナーに感動

しょっぱなからワガママを言って、就業時間の短縮をお願いしたにも関わらず、自分で言うのも何ですが、上司からは素晴らしいリファンレンスをいただきました。

リファレンスの内容を見ると、問題解決能力や自分から考えて動く能力が非常に高く、かなり助かったと。きっと時間短縮の交渉ができたことも評価されたのだと思います。日本だと時短交渉はワガママだ、協調性がないと思われることが多いかもしれませんが、海外ではそういったことは全くなく、生産的に行動したり、自発的に行動し発言することがかなり評価されます。

これはリップサービスかもしれませんが、「もし可能ならウチで雇用してもっと長く働いてもらいたいよ」とまで言っていただいた時は、おせじでも嬉しくて感動して涙が出そうでした。

最終日前ぐらいには、普段はオフィスにいない社長と上司とで中華のディナーに連れてもらい、無給なのに最後にお小遣い程度ではありますが謝礼をもらい、すごく人と環境に恵まれた3ヶ月でした。

 

やっててた良かった海外インターンシップ

英語も未熟で実務経験のない私みたいな人間では、海外インターンシップで顧客を絡めたお仕事などはなかなか難しいですが、それでも実際の現場で働いた経験は、私自身が今の仕事で提携先の海外の語学学校と一緒に働く上で非常に役に立っています。外国人の働き方も理解していますし、英語でテレアポするときの注意点を意識してテレアポ〜アポまでをこなせるようになったりと、今あの時の経験は非常に生きています。

挑戦することは大変なことも多いですが、それが将来の自分を助けることになります。挑戦して、一つ一つのステップをこなすことで、知らぬ間にスキルも上がり、自信もついてきます!

なので、インターンシップをするなら質にこだわって挑戦してみてくださいね!!

 

Kaori





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