オーストラリア生活を始めたばかりの人もそうでない人も仕事を初めて探すときは分からないことがたくさんありますよね!そこで、「オーストラリアでアルバイトを始めるために必要な5つのこと」をご紹介します!
目次
早速仕事を始めるために必要なことを紹介したいのですが、その前にオーストラリアのアルバイト形態に関して少し解説したいと思います。
オーストラリアのアルバイト形態について
オーストラリアでワーキングホリデーに行った際、アルバイトするときにぶつかる不思議があります。それは、オーストラリアの法定時給よりも大幅に少ない時給を普通に提示されることです。
え!と思うかもれませんが、とっても多いこの現象。稼げると思っていたのに、「時給、日本と変わらんやん!」ってこともしばしば・・・。そこにはどんなトリックが隠されているのかをまずはお伝えします。
キャッシュジョブとタックスジョブの存在
キャッシュジョブとタックスジョブとは、その名から想像出来るかもしれませんが、「現金で給与をもらうお仕事」か「税金を納めて給与をもらう仕事」かと言う差があります。そもそもキャッシュジョブは雇用していることを雇用主が届出していなくて、税金を納めないようにするために、現金で給与を渡してるんですよね。銀行振込だと、振込履歴が残るのであとでバレたら大変だから使わないんです。なので、現金で給与をもらうのでキャッシュジョブと呼ばれています。
タックスジョブは、雇用主がきちんと届出をしているので、銀行口座に税金が引かれた額が振り込まれます。こちらは内容によってはあとでタックスリターン(確定申告)をしたら、税金がいくらか返ってくるケースもあります!ワーホリ経験者は皆、ボーナスと呼んでいます。たぶん・・・・。w
オーストラリアでアルバイトする際に選ぶべき形態
基本的に、タックスジョブの方が時給は高いです。最低時給がカジュアルジョブで《$21.61》もありますからね!時給$25とかもざらにあります。留学生が結構多く働いている場所で例えるなら、カジノとかですね!
ただ、やっぱり英語がある程度できないとそういった時給の高いアルバイトに就くのは難しいので、最初から焦って探す必要もなく、最初は英語力に合わせて日本食レストランとかからスタートしてもいいと思います。ただ、ずっとそこにいたら、英語力的にも経験的にも良くないですよ!
オーストラリアでアルバイトを始めるために必要な5つのこと
それでは、「オーストラリアでアルバイトを始めるために必要な5つのこと」について紹介して行きたいと思います。ただ、こちらで紹介するのは、タックスジョブで働く場合を想定しています。キャッシュジョブで働く場合、以下のうちいくつかは必要ありません。
TFNの申請
TFNとは、Tax File Number の略で、納税者番号のことです。
オーストラリアで収入がある人は、アルバイトも含めて取得を義務付けられている番号で、
タックスリターンの際にも必要になる大事なものです。
インターネット上で申請できますが、申請から番号が届くまでに約2週間かかるケースもあるので
仕事探す前に申請し、準備しておく必要があります。
もし、この番号がなければ給与の支払いが遅れる可能性もあります。
銀行口座の開設(まだ持っていない人)
こっちに来てすぐに開設している人がほとんどかもしれませんが、
万が一、まだ持っていない方がいらっしゃったらすぐに作りましょう。
1時間ぐらいで作れます。これがないと給料はいりません!笑
作り方については、「【銀行口座の選び方】オーストラリアの銀行比較とオススメ」をご覧ください。
英文履歴書を作成する
履歴書の作成方法は、日本とは全くとこなります。
日本でのアルバイトの履歴書は、市販の履歴書に必要事項を記入して終わり。
しかし、オーストラリアでは違います。一から自分で作ります。
履歴書の作成方法に関しても、別記事にまとめましたのでご覧ください。
「【英文履歴書作成のポイント】海外でアルバイトを探している方へ」
RSA/RCGの取得
まず、RSA/RCGについて説明します。
RSA = Responsible Service of Alcohol
アルコール類の販売や運搬を伴う取扱いの知識、法律などのルール及び罰則など
オーストラリア国内の各州法によって厳しく定められた資格
RCG = Responsible Conduct of Gambling
ギャンブルについての知識やルール、社会的背景、またギャンブルをする人への対処法など
オーストラリア国内の各州法によって厳しく定められた資格
お酒を提供するレストラン等で働く場合はRSAが、
カジノ等で働く場合はそれに加えてRCGが必要になります。
もし、上記の資格を持たずに働いていくことがばれると、最高で$5,500の罰金が科せられます。
上記は、インターネットか学校に講習を受けに行くことで1日で取得が可能です。
ちなみに私は『coffee school』で取得しました。
たまたま同じ日に受講していた人と友達になれたり、カンニングもオッケー!笑
むしろ、答えも教えてくれるようなものなので、必ずと言っていいほど受かります。
なので、学校でクラスを受講することをオススメします!
飛び込み営業する行動力
最後に、一番大切なことがこれ!飛び込み営業!
「飛び込み営業」というと、そんなの出来るわけってない!って思うかもしれませんが、求人見てメール送って返信待つなんてしても、ほとんど返信はありません。電話だと飛び込みよりも英語での会話が難しい・・・。また、求人に出てるところはそれだけ応募もあるので、競争率も高いのです。だから、やっぱり飛び込みが一番!
履歴書をプリントアウトしたら、早速配り歩きましょう!(プリントアウトはOfficeWorksでしてください!安いです。詳細は「【プリントアウトする方法】意外と知らないオーストラリア生活情報」を!)
「Hello! I’m ◯◯◯. I’m actually looking for a job here. Do you have any opening position? 」
とかなんとか簡単な文章でいいのです。仕事探してます!って伝われば、あとは態度や雰囲気であなたの魅力は伝わります。こう聞くと、「Do you have a CV with you? (履歴書もってますか?)」というふうに聞いてくれるので、あとはそれを渡しましょう!もし、マネージャーがいるならその場で挨拶してみましょう!
もし人が必要な状況なら、「明日からトレーニングこれる?」なんてのもザラにあります!大体こっちは、お試し期間があって場所にもよりますが賃金なしなら1日2時間を一回とか。賃金ありなら、私が働いていたところで、3時間が4回。1日25ドルの支給でした。
直接行けば、英語が苦手でも笑顔でカバーできます!雰囲気で気に入ってもらうことだってあります!オフィスワークを探すのでないならば、直接飛び込むのが一番早く効率がいいです!
オーストラリアでアルバイトする際のまとめ
履歴書制作から始まり、銀行口座や資格の取得、TFNの申請など、色々やらないといけないことが多いですが、一番は「応募する」ことです。知ってもらわないと、あなたの魅力もヤル気も伝わりません。存在を知ってもらわないと雇いたくても雇えません。なので、一番ハードルが高そうな「履歴書を配り歩く」ということは、諦めずにやってみましょう!私も働きたいお店に飛び込みを何度もしましたが、みんな快く話を聞いてくれるし、履歴書置いていっていいよって言ってくれるし、怖がることはないのでぜひ一歩踏み出してくださいね!
Kaori
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