最強の留学・ワーホリ先のオーストラリア
働いてもいい、学校に行ってもいい、それどころか何にもしなくても1年の滞在許可をくれる最強のビザ《ワーキングホリデー》を取得でき、また学生ビザですら働けてしまうオーストラリア。
ビザの取得が比較的簡単で、仕事も豊富にあることから、とても過ごしやすく人気があります。そして、貯金や予算が少なくて留学を諦めている方にも、手が出しやすい国だったりします。
オーストラリアの唯一の懸念点【物価】
そんな中、こんな声がオーストラリアに行くネックになります。
『物価が高い・・・』
そうなんです、オーストラリアは確かに物価が高いです。
ニューヨークと比較しても、引けを取らない高さです。
たとえば・・・
- コカコーラ500ml 1本=2.8ドル(スーパーマーケット価格)
- 電車の初乗り=4ドル(電子切符を未使用の場合)
- 中心地の家賃①=2000ドル〜(1K〜1LDKを一人で借りた場合)
- 中心地の家賃②=600ドル〜(2LDKを8人でシェアした場合/1部屋4人)
こんな感じ。
結構驚き価格ですよね。東京より全然高いんです・・・。
ただ、物価が高いということは、どういうことが起こると思いますか?
そう、【お給料も高くなる】ということが起こるんですよね。
実は、日本人ですら出稼ぎでオーストラリアに行っちゃう人がいるぐらい、アルバイトの時給すらも高い国なんです。日本でいうシフト制のアルバイトだと、最低時給が21.61ドル〜、フルタイム勤務だと17ドル以上もあるんです。(しかも近々更にあがります・・・)
そんな高給・高物価のオーストラリア、一体平均年収はいくらになっているのか、調べてみたのでお伝えします!
オーストラリアの平均年収について
<フルタイムの平均年収>
ー州別ー
NSW:776万円(シドニーがある州)
タスマニア:657万円(最も年収の低い州)
WA:870万円(最も年収の高い州)
ー業界別ー
飲食業界:540万円
事務系:662万円
不動産、人材系:667万円
教育系:814万円
情報・通信系:869万円
金融・保険系:897万円
日本の平均年収について
<日本の平均年収>
全体の平均:414万円
正規雇用(フルタイム):473万円
非正規雇用:168万円
いかがでしたか?この内容、驚きませんか。この日本との給与格差。w 冒頭で散々物価が高いといいましたが、さすがに普通に生活してて1.5倍〜2倍も生活費はかかりません。
確かに中心部に住むのは難しくても、中心地から10~20分電車に乗れば、一人部屋のキレイなお家にも月額1000ドル以下で住めますし、外食控えればある程度生活費も抑えられるんですよね。
だから日本人でも出稼ぎに行っちゃうんです。本当に稼げるいい国です。
オーストラリア人は、高い給料分働くのかについて
日本企業で働く20代で、400万円(平均年収程度)以上のお給料をもらっている人のほとんどは、夜遅くまで働いたり、土日も仕事が入ることもあれば、朝早くに出社しないといけない場合もあるような、それなりに過酷な状況で仕事をしているのではないでしょうか。
そしたら、その約2倍近くのお給料をもらうオーストラリア人は、その分めちゃくちゃ働いているのでしょうか。
答えは、、、、『NO!』
オーストラリア人は期待を裏切らずLazyです!超面倒くさがりやで怠けものなんです。
そんな彼らは定時時間しか働きません。5分遅れて出社しても、17時の定時にはきっかり帰るくせに、5分早く出社したら5分早く帰宅します。残業なんかほとんどせず、定時には帰るのが常識なんですね。
・・・・・・・。
幸せな国だよ、オーストラリア。
(※もちろん時間問わず働いている人もたくさんいますよ!一般的な国民性のお話としてさせていただきました。)
好きでもないお仕事を、上司からの理不尽な指摘や説教に耐えながらこなし、飲み会には遅刻が当たり前で、夜20時過ぎてから愚痴をつまみに飲み歩いているあなた。
一度オーストラリアの世界を見てみてほしいです。
好きなお仕事して、それなりにいいお給料もらって、定時に帰れてプライベートも充実させられる。そんな生活が結構当たり前なんです。これから先何十年、このままでいいのでしょうか。そもそも、英語が話せて当たり前の時代は、もう目の前に迫っていますしね。
おまけ:スイス人の日本に対する大きな勘違い
この事実を知って思い出したのが、数年前にスイス人と日本のスタバで相席して交わした会話。いろんな仕事の話とか雑談していたら、ふとそのスイス人は、何の違和感もなく当たり前のような顔でこう言いました。
「日本は、平均月収80万円ぐらいでしょ?」
私はその時「何言ってるのこの人?金銭感覚おかしくない?」と思い、なぜか必死に誤解を解いていましたね。「そんなことないよ!20代は月給20万円台だし、平均年収も全体で400万円強だよ!!」と。その後のスイス人の反応は、「それでそうやって生活するの?!」でしたが・・・・。
ただ、オーストラリアのこの事実を知って、あのときの彼の発言と私が教えた日本の現実に対する衝撃的な反応の全てに、筋が通りました。世の中いろいろ見てみるもんですね・・・。
コメントを残す