本当にオススメの恋愛映画！幸せな気持ちになる【名作洋画 5選！】

何も予定のない休日の夜、ひとり暖かい恋愛映画に癒されたくなる瞬間はありませんか。今回は、私が心からオススメする【心温まる素敵な恋愛映画】をご紹介します！

恋愛に悩み疲れたり、少し暗い気分の時に、そんな心に寄り添って、どこか暖かい気持ちにしてくれる、ちょっぴり大人な映画を５選厳選いたしました。

1 『天使のくれた時間』
2 『恋人までの距離/Before Sunrise』
3 『ホリディ』
4 『近距離恋愛』
5 『マイレージマイライフ』
6 総括

『天使のくれた時間』

この映画は、「もしもあの時違う選択をしていたら、自分の人生はどうなっていただろうか」というテーマのお話。

NYウォール・ストリートで成功し、大手金融会社社長として優雅な独身生活を満喫していたジャックが、あることをキッカケに、朝「もしもの昔の恋人ケイトと別れずにいたら」という世界で目を覚ますことから始まるストーリー。

そこでジャックが体験した世界は、「ケイトと結婚し、子供にも恵まれ、お金はないが愛のある家庭での生活」でした。最初は元の豪華な暮らしを取り戻そうとするものの、《大切な愛》の存在に気づき、このまま幸せに暮らしていこうと決めるジャック。そんな最中に、ジャックは「もしもの世界」から元の世界へと連れ戻され、失った大切なものを取り返そうと、連絡を取っていなかったケイトの元を訪ねるお話。そのあとジャックとケイトがどうなったかは映画を観てチェックして観てください！！

心がとっても暖かくなる、幸せな映画です！

『恋人までの距離/Before Sunrise』

こちらは「Before Sunset」「Before Midnight」と３部作続いている名作。

ブダペストからパリへ向かう列車の中で偶然出会う二人は意気投合し、ウィーンで下車して一緒に観光することに。アメリカから来ているジェシーは夜明けには帰国せねばならず、夜が明けるまで一緒にデートする二人。最後に二人は、半年後にジェシーを見送った駅で待ち合わせる約束をして別れます。

Before Sunsetでは9年後の二人を、Before Midnightでは前作からさらに9年後の二人を映しており、現実の時間と同じように9年ごとにリリースされているのが面白いところ。

映画の中では、終始語らう二人の会話を映しており、二人のデートを追いかけているような感覚。ただ、ずっと会話を聞いているだけなのに、その話の内容にすごく共感したり、考えたりして、ついのめり込んでしまう映画。

ウィーンの街をデートしているその映像や雰囲気を楽しめるのも魅力。

決して派手ではない地味な映画なのですが、どこか人間らしくて暖かく、感情移入して最後まで観てしまう不思議な魅力のある映画だなと思います。

『ホリディ』

ハリウッド映画の予告編の製作会社を経営するアマンダと、ロンドンの新聞社に勤めるアイリスが休暇の間家を交換し合うホームエクスチェンジを題材にしたラブコメ。

アマンダもアイリスも恋愛でボロボロになっていたところ、たまたまホームエクスチェンジのサイトで出会った二人は意気投合し、早速お互いの家を交換することにして旅立つことに。

最終的には、アマンダもアイリスも旅先で素敵な男性に出会って恋愛の幸せを掴むお話ですが、そこに至るまでの二人の葛藤だったり、起こる出来事に、共感して涙が出たり、ワクワクドキドキして幸せな気分に笑みがこぼれたりと、最初から最後まで飽きずにのめり込んでしまう映画です。

個人的には留学先だったLAが舞台なだけで、より映画に入り込んでしまうのですが、そんなの関係なく本当に楽しく気持ちがハッピーに前向きになれるのでオススメです。

『近距離恋愛』

複数の女性と軽い関係を持ち続けて遊び続けているチャラ男で弁護士のトムと、彼の大学からの親友で芸術家のハンナ。

お互い親友であり、異性として意識はしていなかったのですが、ハンナに突然婚約者が出来たことでトムはハンナへの気持ちに気付き、ハンナを婚約者から奪うために奮闘するお話。

心のどこかでは「人生のパートナー」と呼べる深い信頼関係の持てる恋人が欲しいと思っているものの、気付いてないのか、気付かないようにしているのか、遊びの関係ばかり続けてしまう男性って、自分の周りにも数名頭に浮かぶなあと思いながら、かなり共感した映画です。そんな男性が本気の気持ちに気付いて奮闘する姿はすごく素敵だしハートウォーミングだし、応援したくなりますね。

ハンナがすごく魅力的で可愛らしく、声や顔の雰囲気、仕草なんかが、どこか私の大好きなエマ・ストーンに似ていて、映像だけでも楽しめた映画でした。

『マイレージマイライフ』

人事コンサル会社で働くライアンは、解雇宣告人として米国内を飛び回る仕事人間の独身貴族。

1年の大半を出張に費やし、一人出張旅を楽しみ、結婚もせず、同じく出張で飛び回っているアレックスと気軽な関係を持っていました。そんな最中、野心的な若手社員のナタリーを出張に同行させることとなります。

出張中、ナタリーは人生、特に人間関係や愛についてのライアンの哲学に疑問を呈するのですが、彼は自分のライフスタイルに満足していると断言。しかし、のちに妹の結婚式に参加したことをキッカケに、アレックスへの気持ちに気付いて彼女を追いかけますが、実は彼女には家族がいるということを知り、始めて恋愛で大きな傷を追うことになります。

仕事にも恋愛にもまっすぐなナタリーは自分そのものかとすごく共感し、彼女が彼氏に振られてどん底の時にライアンとアレックスから励まされているシーンなんかは、体を前のめりにして聞き入ってしまうほど。笑

真っ直ぐなナタリーが冷めきったライアンに自分の考えをぶつけるシーンはスッキリするし、今まで遊び続けて自分本位で生きてきたライアンが逆に裏切られる結果となるのは、悲しいけど、「ざまあみろ」と言いたい気持ちにもなったり、でも「大切な人への愛に気づけて私も嬉しいよ」という気持ちにもなったりと、私にとっては色々と思う気持ちを代弁してくれるような映画でした。